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お気に入りの美麗なVS Code配色テーマ9選+
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個人的に作業が捗(はかど)る、お気に入りのVS Code配色テーマ
無料でダウンロードして使用できる軽量かつ高性能なコードエディタVisual Studio Code(略称:VS Code)。私にとって、もはやコーディングや執筆の良き相棒として欠かせない。
配色テーマはエディタの背景色や各種文字色、シンタックスハイライトの色を変更できるVS Codeの機能だ。私もこれを好みで変えたり、独自カスタマイズしたりして、いくつかを切り替えながら使っている。本記事では特にお気に入りのものを列挙、紹介する。
ダーク系テーマ7選
実際の作業では、9割5分以上くらいの割合でダーク系しか使っていない。以下、使用頻度順に7つ並べてみた。
配色テーマを選択切り替えするには、VS Code画面上で
mac:command(⌘) + k
のちcommand(⌘) + t
、Windows:Ctrl + k
のちCtrl + t
というショートカットキー入力が便利。
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Cobalt2
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Winter is Coming (Dark Blue - No Italics)
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Pop N’ Lock Theme by Luxcium ✨
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Vue Theme High Contrast
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Dark+ (contrast)
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Monokai
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Tomorrow Night Blue 独自カスタム
1~4のテーマはVS Codeに初期組み込みされていない配布テーマで、拡張機能ビュー(ショートカットキーはmac:command(⌘) + shift(⇧) + x
、Windows:Ctrl + Shift + x
で表示)から検索・インストールする必要がある。
個人的な使用頻度とお気に入り度はCobalt2が群を抜いていて、次にWinter is ComingのDark Blue - No Italics。3番目にほぼ同率くらいでPop N’ Lock Theme by LuxciumとVue Theme High Contrastを切り変えて作業することが多い。
5~7はVS Codeに初めから組み込まれたもの(ビルトイン)で優れていると感じるテーマ。初期設定のDark+ (contrast)や有名かつ長く人気のMonokaiは、文字コントラスト比が高く視認しやすい。しかし一方で明度差も高く、人によってはすぐに目が疲れてしまうことも想定されるため、たまに使う程度に留めるのが良いかもしれない。
Tomorrow Night Blueはそのままだと少し視認性に問題があり、私はコントラスト面を少しだけチューニングして使っている。テーマカスタマイズのやり方についてはまた別途書くかもしれない。
上記7つの配色テーマを、気分転換的にローテーションして使うことで飽きが来にくく、集中して作業に当たることができていると感じる。
ライト系テーマ2選
気分によってまれに使用するライト系テーマも一応紹介。
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Solarized Light 独自カスタム
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Winter is Coming (Light - No Italics)
職業病なのかライト系は基本的に眩しいという前提と、コントラストが低く視認しづらい部分が散見される印象があるため、使用機会は多くない。それでも時折ダーク系テーマ全般にも飽きがくることがあって、そんなときに使用している。
エディタ初期組み込みのSolarized Lightは、独自にカスタムをして暖かみと温もりある背景色・配色に癒されたりもしている。Winter is Comingのライト版は背景色が白く明るいためダーク版より使用頻度は低いが、洗練されキレイにまとまった配色のテーマだ。
所感
もうここ3年くらい上記のテーマ布陣で望んでいて不動かつ鉄壁な感がある。テーマ自作を試みようとしたこともあるが、今のところ既存テーマを独自カスタムするぐらいに留まっている。
最近新しいテーマも見つけたく、オススメのVS Code美麗テーマがあればどなたか教えて欲しい。
ダーク系テーマ2つ追加
この記事を書いたあとに、おもしろいダーク系テーマを2つ見つけたので追記する(2023/9/27)。
- Moonlight II
Moonlight IIはNight Owlという、私のなかでギリギリ惜しくも選外となっているテーマを理想通りに進化させたような印象だ。Winter is Comingにも少し似ている。個人的に好みな見やすい色使いで、これから使用頻度が増えていくかもしれない。
- SynthWave ‘84
SynthWave ‘84はVS Codeの設定を少し工夫することで(この辺り参照のこと)、グロー効果(glow effect)でテキストが発光したような表現ができるテーマ。シンセウェーブという、私も好きな音楽ジャンルのアートワークに影響を受け作ったカラースキームで割と人気のよう。
設定するとVS Codeがバグっぽい挙動をしたため自己責任で。グロー効果なしでも比較的視認性は高い。
This colour scheme is influenced by the music and the cover artwork of modern Synthwave bands like FM-84, Timecop 1983 and The Midnight. By association, that means I’ve also taken heavy influence from the excellent retro-tinged artwork of James White (check out his work, it’s awesome).
引用: https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=RobbOwen.synthwave-vscode
以上。